JA埼玉県青年部協議会は2015年2月7日、川越市で、農業青年と独身女性の婚活イベント「恋の収穫祭inかわごえ」を開きました。協議会に所属する若手農家37人と県内や東京、千葉、山梨から未婚女性33人が参加しました。川越市内散策や、青年部員が生産した農産物を使った料理を味わいながら親睦を深めました。
農業後継者の出会いの場が少ないことから、同青年協が企画、運営しました。婚活事業は始めて2年目で、昨年は3組が結婚に結び付きました。
市内散策は、小江戸川越の町並みと、縁結びの神様として有名な川越氷川神社で良縁祈願をしました。レストラン「Market TERRACE」ではロマネスクやカブ、ダイコン、ゴボウなど旬の野菜を使った料理を味わいました。
参加した女性は「日本の農と食は大事です。このイベントを良い出会いのチャンスとしたいです」、男性は「農業を知らない人が多いので、もっとPRしたいです」と話しました。2014年のイベントでカップルになり結婚に結び付いた、JA南彩青年部の荒井庄一部長は「結婚して働く意欲と責任感が増しました。あとに続いてほしいです」とエールを送りました。
今回の婚活イベントで、9組のカップルが成立しました。協議会の星野貴洋委員長は「重点事業として専門チームを作って準備を進めてきました。昨年より多くの女性が参加し、関心の高さを感じました。JA青年部活動の理解と農業後継者の意欲向上につながってほしいです」と話しました。