JA埼玉県青年部協議会は2015年7月2日、さいたま市浦和区の農林会館で、JA埼玉県中央会常勤役員とJA埼玉県大会の議案について意見交換会を開きました。JA埼玉県中央会からは若林龍司会長、坂本健次副会長、矢作俊信専務、永島朗常務が出席しました。
JA埼玉県青年協の飯野芳彦委員長は、JAグループの自己改革に関して各JA青年部からの意見を取りまとめ、次のように説明しました。
- 営農指導員のさらなる指導力強化・専門職化が望まれるため、現場の環境整備と計画的な人材育成が必要とした。
- 『農業者の所得増大』と『農業生産の拡大』については以下(a~e)を必要とした。
- 「マーケティング機能の充実」による戦略的有利販売の実現
- 「大企業との連携強化」による大企業とのコラボレーションやJAのコーディネートによる新規販路の創設
- 「産地特産化」による高付加価値化とブランド力の強化(地理的表示制度の導入等)、技術力の向上
- 「流通コスト」及び「資材コスト」の削減
- 新規就農者への類型別指導の実施
若林会長は「県域で、『担い手サポートセンター』を立ち上げ、営農指導の強化に取り組む。既に、『物流の合理化』には取り組んでいる。『販売の強化・地産地消の拡充』にも取り組む。例えば、『県産農産物プレミアム付商品券』の発売は、その一例であり、好評であれば、継続してやりたい」と話しました。